交渉人

正確に言えば７日の話になるがＴＶで映画「交渉人」を観た。
人質をとり立てこもる犯罪者と話し合い犠牲者を出さずに人質を解放させ救出する、人質交渉人と言うローマン警官が、警察内部の基金の横領とそれを追っていた相棒の殺害という濡れ衣を着せられ追い詰められ、その濡れ衣を晴らすため人質をとり警察ビルに立てこもる。人質交渉人が人質をとるとゆーとんでもないお話だ（笑）
そしてローマンは交渉相手に、違う地区で同じく人質交渉人をしているクリス・セイビアンを指名する。ここから交渉人と交渉人、心理的駆け引きのエキスパート同士による駆け引き合戦がはじまる。
いやーこの映画は面白い。公開されたばっかの頃は若かったのでサッパリ興味が沸かなかった映画だったのだが、ちぃと老けてから（笑）見てみると、お互いに手を知り尽くしている物同士がギリギリの関係で事件を解決に進めていく展開にすごく見入る。
しかし交渉人vs交渉人だからといって、ずっと話しているだけってワケでもなくかなり動きのある内容。ってか交渉人同士だからこそ不必要な会話は無しで案外サクっと駆け引きが１つ１つ解消していくのだろうという逆転の発想みたいな。うーん大人な映画だ。最後のオチも「ほぉーそうなるのかー」と意外性もあり最初から最後まで楽しめた。
でもオススメだけど対象年齢の幅は限られそうだなぁ（笑）