テヘランの喜劇

前回の更新からまた1週間の開き。前回の時点でセールのピークを越えたもんだと思っていたが予想外の第2波で仕事仕事。さらに大掛かりな機械がぶっ壊れるわ、工務のオッサンじゃ直せないわ、製造元の業者呼んでも直せないわ(爆笑)こうなりゃ手作業だー手作りの味で勝負だーとか、なんやかんやで連続の日曜出勤や深夜までの仕事でどうにもこうにも。
先日の北朝鮮戦後、イラン戦もまたメッセで爆笑トークでだべりながら観戦しようと話していた某オネーサマとの約束も果たせず申し訳ない。ゴムェンね〜ちゃん。(ヤマオーの某弟風)
その日ももう24時近くまで働いて、ロッカールームのTVをつけてみりゃすでに後半ロスタイムでガビーン。そして得点経過を見て大爆笑している間にホイッスルで試合終了。2−1。
海外組中心に4バックで臨むと聞いて「負けんじゃねぇの?」と思っていたがまさかホントに負けとるとわ。やっぱ情けなさを通り越して笑えてしょうがない。
その後の情報収集(ソースは内緒/はぁと)やスポーツニュースでの試合のハイライトを観た結果、やはりジーコジャパンの4バックってのはあまりにもモロすぎるように感じる。
ボンバヘ中澤のいる側のサイドへ攻め込み、中澤さえ引っ張り出してしまえばあとはファー気味にボールを放り込めば残るのは逆側のサイドバックと宮本のみで、お世辞にも競り合いに強いとは言えないところに空中戦の強いFWをぶつければ点が取れてしまうのだ。
左サイドをとことん攻められた三浦アツだけが悪いワケでもなく(悪いっちゃ悪いが)、2失点ともに競り合いのシーンで潰れたりマークを失った加地だけが悪いワケでもなく(悪いっちゃ悪いが)、1番の敗因は子どもでも考えつきそうな攻略法で見事に崩れ去る欠陥4バックをなんの改善も見られないままぶっつけ本番で使用した事だろう。
攻撃に関しては、まぁ何の脈絡も無く、何の意図も感じられないある意味いつも通りのテスト無しバクチ采配。今までこれでどうやって勝ってこれたのか不思議なくらい、自分の意図した事とまるで関係無いところからゲームが動いてしまう監督の勝負運はすごいと思うが、所詮運は運。柳沢やら大黒やら投入したようだが不発。これがフツー。現実である。
そもそも選手の招集状況で基本システムが変わってしまうチーム作り自体がおかしいワケだが。
1993年「ドーハの悲劇」、1997年「ジョホールバルの歓喜」に続き、2005年「テヘランの喜劇」が日本サッカーの歴史に刻まれたのであった(笑)