馬と猟犬

ノッティングヒルの恋人 [DVD]
深夜のテレビ(たぶんローカル)で映画「ノッティングヒルの恋人」を観た。以前オネ〜サマが好きな映画に挙げていたので(参照)見てみたかったのよねぇ。
ロンドン、ノッティングヒルにある地味で赤字経営な旅行誌専門の本屋の店員ウィリアムと、そこにたまたま訪れた超有名ハリウッド女優アナ・スコットとの出会いから始まる。よーするに一般ピープーな男と、絶対に手の届かないような立場の女性との恋愛映画。設定とかシーンごとの印象はすごく「ローマの休日」チックに感じた。現代版、イギリス編って感じかなぁ。
偶然的な出会い、恋に発展していくキッカケ、置かれた立場による差の落ち込み、などなど恋愛における全てのエッセンスが詰まったような感じが、さらに皆が皆ナイスキャラな脇役達によって色濃く味付けされ、すごく面白い。さすが恋愛映画として全米史上最高のオープニング興行成績ってだけはあるなぁ。
いきなり出会いのシーンに、恋に発展し、途中、雨が降り雪が降り季節の移り変わりのシーン等めちゃめちゃテンポが早くなったりするのだが、むしろよけーな脱線話が無く2人の恋を追い続ける展開に絞っているのですごく小気味が良い作りなのかも。
あまり恋愛映画は見ないのだけども、笑える部分が多かったのがすごく見やすかったかな。おシャレなセリフが何度も飛び出すけども、ひたすらロマンスばかりじゃなく、おバカな部分やおバカなキャラなど。映画女優のインタビュー会場で「馬と猟犬」ってシーンとか最高(笑)
笑えたし、しんみりしたし、感動もした。良い映画だったなぁ。使われてる曲とかジュリア・ロバーツのキレイさとか反則モンだよ。しかしウィリアム役のヒュー・グラントはカッコイイなぁ。なんで外人のタレ目はカッコイイんだろう。おいらは悲しいほど見てくれの悪いタレ目だってのに(笑)