恐れるな。未来は変えられる

ターミネーター 3 プレミアム・エディション [DVD]
ターミネーター3地上波初登場=映画館にほとんど行かないなおいらにとって初見を意味する。T1、T2が面白かっただけに監督が変わった今回はどうなんだろう。だいたいT1〜T2の段階でジェームズ・キャメロン監督は完結と言うか話に区切りをつけているので今回のジョナサン・モストウ監督がどう作ってくるのか。あと1991年の公開だったT2から12年もたった今でも違和感なく世界観を出せるのか。そこらへんに注目しながら観る。
まずオープニングから待てども待てどもターミネーターのテーマ曲が流れず。やっぱりダダンダンダダンッってのが無いとすごく寂しい。ってか青年になったジョン・コナーがすげぇカッコ悪い。T2のジョン少年はもっと美少年チックだったがこれじゃ浮浪者だ。とか思ってたらサラ・コナー(母)の死後ほんとに放浪者とゆー設定(笑)
今回もT2と同じくシュワちゃん扮する旧型ターミネーターが味方役。適役の新型ターミネーターは女性型。ってかバストが自由にデカくなってる・・・便利だ(何が)
序盤はすごく先行き不安な印象だったが、すぐに始まるカーチェイスのシーンはかなり楽しめた。ど派手ど派手。けっこー長いのでテンション上げて観ていると途中で疲れる(笑)ってかシュワちゃん前半からすでにキズだらけ(笑)
あまり詳しく書くとあれなんで(どれ)感想としてはすごく面白かった。T1〜T2の流れから無理なく話が繋がり、また今作だけでも終われるような結末の作り。ジョンのイメージも最初はダメだと思ったが話が進むにつれなんだかしっくりしてくる。ってかハマり役だわ。最初は巻き込まれた立場なだけのヒロイン役も最後は立派に闘う姿だったり、ターミネーターが扉(プレス機じゃないけど)に挟まれ潰れそうだったり、外装のはがれた状態で上半身だけで這う姿などT1を思わせる懐かしい感じのシーンも多かったり、監督が違っても前作までの思い入れはしっかり残ってるんだなぁと感じる。
シュワちゃんの星型グラサンなどシリアスな内容の映画なのに細かい部分で笑えるのも良い。女ターミネーターとの戦闘シーンなんか元スーパーモデルの女優が男性用便器で殴られたり洋式便器に頭から突っ込まれたり、その後モデル歩きでトイレからスタスタ出てくる画づらなどツボにハマり爆笑(笑)
いやいや、良い映画だったよ。なんか最後、あまり救われない結末だけど、ジョンとケイトの間に子供が出来るとかまた新たな希望&展開が生まれそうで、これは4まで続きそうだなぁ。シュワちゃんも最後の見せ場に「また逢おう」って意味深なセリフ残して爆発するし。ってかセリフ自体はカッコイイんだけどターミネーターに「また逢おう」とか言われたらめちゃめちゃ不吉なんですけど(爆笑)
そういや見終わった後に調べて気付いたんだけど、T−X役のクリスタナ・ローケン、ジョン・コナー役のニック・スタール、ケイト・ブリュースター役のクレア・デーンズ、またちょい役のケイトのフィアンセ役の人まで生まれ年が1979年。4人ともおいらとタメじゃん。うーん。外人さんは大人に見えるなぁ・・・ってか老(以下自主規制)
あと今回のシュワちゃんは今までのT−800型じゃなくてT−850型。見た目とか性能とかほとんどなんも変わっているようには見えないし、映画中にも違いには触れられていないが、ジョンとケイトが笑顔を交わしたのを見てチャチャを入れたり、妙に感情的な表情やセリフまわしだったり、以前より人間らしくなってきているあたりが進歩なのだろう。と勝手に考える。T2の時に教えないと知らなかった車のキーの場所とか、序盤から一発で知ってるあたりとか(笑)
最後に、もし続編が出るとすれば1番の注目は「カウンセリングの先生」が出るかどうか。たしかシュワちゃん以外にはあの人だけだからね。T1〜今までずっと皆勤賞で出てる役者さん(笑)