ミクロの世界

ブリトラ
仕事中にケガをしてしまった。まぁケガと言ってもちょっとした切り傷で別に大したモンじゃない。重傷を期待した方、そう残念がらずに(笑)
チクっと感じて指先から血がタラっと出てくるのを見て、人間の体ってすげぇなぁーとか考えた。だって自然治癒力とか言うモンがあるのだ。ちょっとしたキズならほっときゃ治るのだ。
血液中の血小板がキズ口で固まって修復工事を始め、白血球がキズ口から進入してきた細菌と闘い、赤血球内のヘモグロビンは一生懸命に酸素を運ぶのだ(それは関係ない)。この作用がもし無かったらどうなるか。一旦キズが出来たらそのまま。年々キズだらけになる一方。へたすりゃキズ口がどんどん開いて目も当てられない。おー怖い。
さらには人間は痛みを感じるのだ。痛みを感じる能力が無かったらケガや不調に気付かずこれも大変な事になるのだ。
血が出る、痛い、ミクロの世界の人間の神秘。生きてる事って素晴らしいなぁーとか思いながらダラダラと流れる自分の血を見・・・ってボーっと考え事してどうする。早よ止血しろ>自分(笑)

円盤型で酸素体じゅうに運ぶためにそいつは生まれて
役に立っているのに形すら忘れられている
かわいそう・・・赤血球・・・白血球・・・
ミクロの世界でオレたちのため寝ることもなく働きまくり
認められようとしてるのに存在すら忘れられている
かわいそう・・・
柔突起・・・柔突起・・・赤血球・・・白血球・・・
柔突起・・・柔突起・・・ヘモグロビン・・・のどちんこ・・・